子どもと一緒に作って食べたい!沖縄ソウルフード
2018.09.18

子どもと一緒に作って食べたい!沖縄ソウルフード

日々の暮らしの中で子育てをしていると、子どもたちの好奇心の強さに驚かされます。本当に子どもは楽しむことの天才。家の中からハンガーや新聞紙を使ってチャンバラごっこや秘密基地を作り出すなんて日常茶飯事。つき合う大人も大変です(笑)。

せっかくの休日に雨が降るなど、家から出られない日は、子どもたちもエネルギーをもてあましています。そんな時にオススメなのが「おやこでクッキング」。子どもの好奇心とおなかを、一緒に満たすことが出来ちゃいます。

まずはホットプレートやガスコンロとフライパンをテーブルに並べて、小さな子どもでも料理しやすい環境づくりから。普段と違う光景に子どもたちはそれだけで目を輝かせてくれます。

今回ご紹介するのは、沖縄の子どもたちにお馴染みのおやつ「ちんびん」と「ひらやーちー」。食べる機会はあっても、親子で作る経験は意外と少ないですよね。是非これを機会に沖縄のソウルフードを親子でトライしてみましょう!今回はお兄ちゃんと妹の2人にチャレンジしてもらいます!

 

混ぜて焼くだけ、ちんびんミックス


材料
ちんびんミックス・・・・・・1袋 350g
水・・・・・・・・・・・・・350~400cc
油・・・・・・・・・・・・・適量


小さな子と一緒に作るポイントは「簡単に作れる」こと。子どもたちの「できた!!」という成功体験が大事です。でも、万が一上手くいかなくても大丈夫。そのときは、お母さんの腕の見せ所です。

ということで今回ご紹介するのが、どちらも水と材料を混ぜて焼くだけの「ちんびん」「ひらやーちー」ミックス。ちんびんは、小麦粉、黒糖、水で混ぜた生地をフライパンで焼いたシンプルなお菓子。シンプルな素材で、安心して子どもたちに食べさせられる素朴な味わいが魅力です。

まずは、ミックスパウダーとお水だけで作れる「ちんびんミックス」を使います。ボウルに粉と水を入れて泡立て器で粉っぽさが無くなるまでよく混ぜます。この工程は小さな子どもたちがまさにやりたくてウズウズしている作業。

お母さんは、ちょっとこぼしたって気にせず、大地のような心で手を添えて見てあげるくらいがいいかもしれません(笑)。

全体的に生地がぷつぷつと空気の穴があいて来たらひっくり返す目安。焦がさないように火は中火で。

子どもがフライ返しを使ったことがなければ、最初はお母さんがお手本を見せてあげて。隣でお母さんの真似をして何回か練習したらいざ本番。ここで大切なのは、失敗してもお母さんはいつだって大地の心を忘れないこと(笑)。おやこでクッキングのポイントは子どもたちの「出来た」体験です! なんくるないさ~の気持ちを忘れないで。

両面焼き上がったちんびんをまな板やお皿にのせてクルクルと。アツアツなので、やけどに気をつけながら肌で熱さを感じるのもいい経験。

斜めに切って器に盛りつければ完成です。「混ぜる」「焼く」「切る」「盛る」の4つの工程が出来るだけで、子どもたちの満足度はかなり高め。特に小さなお子さんは長時間だと飽きてしまうのでこのくらいのボリュームでスタートするがオススメです。

 

みんな大好き「ひらやーちー」


材料
ひらやーちーミックス・・・1袋 300g
水・・・・・・・・・・・・600cc
油・・・・・・・・・・・・適量
お好みでニラ、ツナ缶、豚バラなど


「ちんびん」で工程に慣れてきたらお次ぎは、なぜか台風の日に作られると言われる「ひらやーちー」。小麦粉を出汁で溶いてフーチバーやニラなど身近な葉物を刻んで混ぜてフライパンで焼いたもの。味付けはシンプルに出汁と醤油が定番です。

冷蔵庫にある物で好きな物を入れて作れるので、家庭によって伝わる味が異なります。ツナ缶、豚バラなどを入れるとゴージャスな気分で楽しめ、ソースを合わせればお好み焼き風に。

こちらも簡単にできる「ひらやーちーミックス」を。粉と水を泡立て器でよく混ぜ、卵、ツナ、刻んだニラを入れてさらに混ぜて、熱したフライパンに。ちんびんと同じく生地にプツプツ穴があいたらひっくり返します。

今度はお兄ちゃんが挑戦。片手でひっくり返そうとしていますが上手に出来るのか心配です。でも、ここでお母さんはグッと我慢。本人のやり方で進めるのも時には大事なポイントです。

結果は、、、ごらんの通り。しかし、ここがお母さんの腕の見せ所。上手に形を整えてあげて均一に火を通してあげます。

「片手じゃ難しいんだな~」と、自ら学んでくれるので次はきっと進化した姿が見られるはず(笑)

食べやすいサイズに切ったヒラヤーチーをひとくち頬ばると「おいし~」の歓声が子どもたちから聞こえてきます。「また作りたいな~」「今度はトウモロコシも入れたいな~」と次回のクッキングのアイデアまで考えはじめています。

 

沖縄の滋養スープ「かちゅー湯」


材料
カツオ節・・・・・・・・・適量
醤油・・・・・・・・・・・適量
お好みで梅干しや生姜など

最後におまけのレシピ紹介。古くから伝わる沖縄のインスタントスープ「かちゅー湯」。風邪の引きはじめや、胃腸の調子が良くない時に家庭で飲まれてきたスープです。お椀にカツオ節をたっぷり入れて味噌や醤油、天然塩、梅干し、生姜など、お好きな調味料を加えてお湯を注ぐだけ。

カツオの出汁が効いていて素朴だけど身体の芯から温まります。我が家の子どもは娘は梅干し、息子は味噌を入れ、それぞれ好みの味に仕上げます。おろし生姜を加えれば、身体の中かぽかぽか。食欲のないときなど、是非作ってみて下さいね。

休日に子どもと向き合って一緒におやつ作りをするのも楽しい過ごしかた。沖縄の家庭に受け継がれるソウルフードは、シンプルな素材で工程も少ないので親子クッキングに最適です。親子クッキングのコツは「大人も子どもも思いっきり楽しむ」こと。子どもたちからの奇抜なアイデアも失敗も全部受けとめてワハハと笑いながら「おいしく」いただきましょう(笑)。是非トライしてみて下さいね。

 

life_smile_rightナビゲーター
子どもには、一緒に料理を作ることで、食べ物や作る人への感謝の気持ちを感じて欲しいですね。 沖縄のソウルフードを子どもたちに受け継いでいく、良いきっかけにもなりますし、何より自分で作るとより美味しく感じますよね!