企業主導型保育って何?
2018.09.06

企業主導型保育って何?

企業主導型保育って何?


子どもが生まれてママになると何かと忙しく、心配事が尽きません。特に子どもが生まれたばかりのママにとって、保育園選びは大きな悩みのひとつではないでしょうか?評判のいい保育園はどこなのか、希望する保育園に入れるのか、仕事との両立ができるのかなど、人それぞれ悩みを抱えていることでしょう。

そんな中、新しく企業主導型保育という取り組みがスタートしました。この取り組みの概要とメリットデメリットを理解して、保育園選びの1つの選択肢として考えてみるのもよいかもしれません。

 

企業主導型保育とは


(内閣府:企業主導型保育事業パンフレット参考に作成)

企業主導型保育とは、内閣府が平成28年度から始めた取り組みで、分かりやすく紹介すると「会社がつくる保育園」です。導入された背景には、待機児童問題があります。政府が発表した「ニッポン一億総活躍プラン」では、出生率1.8の実現を目指し、結婚から妊娠、出産、子育ての支援を行うことが必要とされています。

企業主導型保育は、企業のニーズに応じて、会社が保育所を設置・運営することを助成する制度となっています。多様な働き方に対応した保育サービス拡大を行うことで、待機児童の解消をはかり、仕事と子育てとの両立を支援するのが目的です。

 

 

企業主導型保育の特徴やメリット


(内閣府:企業主導型保育事業パンフレット参考に作成)

企業主導型保育所の特徴は、無認可でありながら認可並に保育料を安く設定可能なことです。企業主導型保育所の場合、一定の条件を満たせば認可保育施設並の運営費や設備費の助成が受けられます。そのため、保育料を安く設定することができるのです。

利用する保護者にとっては「入りやすさ」でもメリットがあります。認可保育所の場合には、利用時に自治体に保育の必要性を認定してもらう必要があり、家庭の状況によっては、認可の保育園に合格することが難しくなってしまいます。よく知られている通り、共働きで、子育てをサポートしてくれる親戚が近くにいない、などの状況だと比較的認可に合格しやすいです。

その一方で、お母さんが専業主婦で、近くで親戚のサポートが受けられるような状況だと、認可保育園に合格することが難しくなるようです。企業主導型保育の場合だとどうなっているかというと、自治体の認定がいらず、利用者は直接契約することができるため、比較的入りやすいとされています。

その他には、休日勤務や昼夜交代制など、多様な働き方に応じた保育サービスが充実している点も挙げられます。自治体(市区町村)の関与がないため、複数の企業で共同設置したり、従業員だけでなく地域住民の子どもの受け入れも可能だったり、自由度が高く、働く人の状況に合わせた保育所を作ることができます。

企業側としても、子どもを預けやすい仕組みを提供することで、働き手の確保につなげることができるため、女性が多い職場を中心に活用が進んでいます。保育料も安く、入りやすい、さらに自分の働き方に合った保育園があるのであれば利用するメリットはとても大きいですね。

 

沖縄県の企業主導型保育事業の現状


沖縄県では初年度に17施設が設置されました。29年度にはタイム・アロー八重山の「ひばりの保育 石垣のいえ」、社会医療法人かりゆし会の「はーとらいふ保育園」(中城村)などが設置されたほか、沖東交通でも県内タクシー業界初の企業主導型保育所「オレンジキッズランド」を同市首里石嶺町に設置されました。なんとオレンジキッズランドでは、月額の保育料は会社が2万円を負担し、残りを保護者が負担する仕組みです。自己負担金額は0歳児は1万5千円、1~4歳児は1万円という保育料で運営を行っています。

県内の企業主導型保育所をいくつかまとめてみました。各保育所ごとに利用条件や運営の方針など特色がありますので、興味のある方は一度サイトをみてみることをおすすめします!

沖縄市|あいあい保育園|http://aiai-hoikuen.com/
沖縄市|もりのなかま保育園|https://www.morino-nakama.jp/koja/
うるま市|城の森保育園|http://hoikuen.mizuki.okinawa/
うるま市・宜野湾市|ちきーと保育園|http://chiquito-hoikuen.com/index.html
那覇市|オレンジキッズランド|http://www.orange-kidsland.com/
那覇市|かなさ保育園|https://www.ryuseki-bs.co.jp/kanasa/
石垣市|ひばりの保育 石垣のいえ|http://hibari-kaigo.jp/hibari-hoiku/

 

これからの企業主導型保育



簡単に企業主導型保育のご紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?子育てと仕事との両立を目指すお父さんやお母さんにとって魅力的に感じた方も多いのではないでしょうか?

しかし、一方で課題もあります。今後、全国での施設数はニーズの拡大とともに増加が予想されますが、企業主導型保育は、認可外施設ということもあり、各保育所が提供する保育サービスの質にも大きな差が出ることが懸念されています。

これを機会に、企業主導型保育所制度について理解し、自分のライフスタイルにあった施設を探して、活用してみてはいかがでしょうか。

 

life_smile_rightナビゲーター
私も息子の保育園探しには本当に苦労しました。1つでも多く受け入れができる保育園が増えるのは嬉しいです! 仕事と子育ての両立にもつながるので、企業主導型保育施設がもっと増えてほしいです。